KDDI、32カ国の周波数帯に対応したグローバルIoTルーターを提供開始

KDDIは2021年8月25日、世界32カ国の周波数帯をサポートするIoTワイヤレスルーター「AMT5500」を翌26日から提供開始すると発表した。2021年6月24日から提供しているKDDIのコネクティビティサービス「グローバルIoTアクセス」に対応している。

グローバルIoTルーター「AMT5500」
グローバルIoTルーター「AMT5500」

AMT5500は韓国AM Telecomと共同開発した製品で、世界32の各国の周波数帯に対応し、電波関連法の認証を取得済みのため、国・地域ごとにデバイスを選定する手間を低減できる。LANポートがある各種制御装置とイーサネットで接続し、グローバルIoTアクセスのSIMと一緒に利用することで、海外でもすぐにデータ転送が可能になるという。

通信方式はLTE(Cat.4)、UMTS(HSPA)、GSM(GPRS)に対応。LANポートを2つ備える。内蔵アンテナのほか、外付けアンテナも使用できる。

AMT5500の利用可能対地(2021年8月時点)
AMT5500の利用可能対地(2021年8月時点、今後拡大する予定)

また、通信の再接続や自動復旧などのフェイルセーフ機能、リモートアクセスにおける設定変更などの機能も搭載しており、遠隔保守も可能だ。日本国内に加え、KDDI現地法人が所在する国であれば、ユーザー側の海外拠点での契約・納品にも対応する。

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