Grandstream、コードレスWi-Fi IP電話機とPoE付き無線LAN APを同時発売

米Grandstream Networksの日本総代理店ダイワテクニカルは2020年10月25日、コードレスWi-Fi IP電話機「WP810」と無線LAN アクセスポイント(AP)の「GWN7602」を提供開始すると発表した。価格はどちらもオープン。

WP810はデュアルバンドでIEEE802.11acまでの規格でローミング可能となっていることから、AP間を移動しても通話が中断しにくいため、大規模なオフィスや店舗、倉庫や病院などの環境にも適しているという。1500mAhリチャージブルリチウムイオン電池を備えており、連続通話6時間、待ち受け120時間まで対応する。さらに、あらかじめ設定しておいたグループ内への一斉放送コールが可能な「プッシュトゥトーク」機能を搭載している。

WP810によるローミング機能のイメージ

GWN7602はカフェや自宅、ホテルなど中小規模向けに設計された無線LAN APで最大80台までの端末を収容する。IEEE 802.11ac Wave 2までの規格に対応しており、最大スループットは1.17Gbps。3基の100Mbイーサネットポート(内2基がPSE対応)と、1基のPoE/PoE+対応ギガビットポートを装備している。
GWN7602の外観(裏側)およびポートの詳細

GrandstreamのクラウドWi-Fiマネジメントプラットフォームの「GWN.Cloud」に対応しており、多拠点に設置している端末を一元的に管理することが可能だ。

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