OKIと八十二銀行が遠隔受付を試行、口座開設など窓口取引のセルフ化へ

OKIは2020年9月7日、八十二銀行(本店:長野県長野市)とともに営業店窓口取引のセルフ化・集中化を実現する「遠隔受付システム」の試行を開始すると発表した。

遠隔受付システムとは、八十二銀行が開発した受付アプリケーションを、OKIが提供するセルフ端末用ミドルウェア「CounterSmart」上で動かすことで、来店客によるセルフ操作と本部職員によるリモート支援を組み合わせて、口座開設や氏名変更などの手続きを遠隔で受付可能とする仕組みだ。


八十二銀行で試行を開始する遠隔受付システム

OKIは、窓口取引のセルフ化・集中化による営業店事務量の削減に加え、必要なタイミングにのみ本部職員がリモート支援することによる本部職員の応対時間の削減と省人員化も同時に実現するとしている。また、接触時間の短縮にもつながることから、ウィズコロナ時代のニューノーマル対応としても有効と考えているという。

本システムは、八十二銀行 佐久穂支店(南佐久郡佐久歩調役場内)に導入。個人客を対象に、普通預金口座開設等の申込業務、氏名・住所等の変更手続、通帳・証書・カード等の再発行手続等の業務で試行を始める。

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