キヤノンマーケティングジャパン（キヤノンMJ）は2020年8月19日、ネットワークカメラのクラウドサービスを展開するセーフィー製のクラウド録画対応トランシーバー型ウェアラブルカメラ「Safie Pocket2（セーフィー ポケットツー）」の取り扱いを2020年8月下旬より開始すると発表した。
Safie Pocket2（左）の利用イメージ
Safie Pocket2は、音声通話が可能なトランシーバー型ウェアラブルカメラとクラウド録画サービスを組み合わせたもので、コロナ禍での「非対面」「非接触」の業務ニーズに応える。従来から人手不足が懸念されている現場での作業支援や現地調査において、音声とともにリアルタイムで映像の確認ができ、現場での作業人数の削減を可能にする。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続くなか、感染から身を守る「非対面」や「非接触」の業務スタイルへの変革が進んでおり、建設／製造／医療の現場などで遠隔モニタリングや遠隔臨場など遠隔から現場を支援する働き方へのニーズが高まっていることにも対応する。
Safie Pocket2のトランシーバー型ウェアラブルカメラには8時間稼働可能なバッテリー、LTEルーターが内蔵されており、身につけてすぐに使用が可能。付属のヘッドセットを使用し、現場の作業支援や現地調査をリアルタイムで音声とともに映像を確認し会話しながら作業確認を行うことができる。フルHDのスナップショット機能も搭載しており、撮影した動画像はクラウド録画サービスにより、PC・スマートフォンからどこでも再生や共有が可能。なお、録画データの保管期間は30日間。
Safie Pocket2のサービス構成
利用料金は、通常プランと、24カ月契約の長期プランの2つがある。通常プランの初期費用は1万5000円（税別、以下同）、月額利用料金は2万5000円。長期プランは初期費用が無料で月額料金は1万5000円。
なお、新型コロナウイルス感染症対策支援キャンペーンとして、2020年8月19日～10月31日までに長期プランに申し込んだ場合、月額利用料金を利用開始月と翌月の月末まで最長2か月間無償で提供する（最低利用期間は24カ月）。
