コクヨがiPad活用したテレビ会議を提案、経営会議をターゲットに

コクヨグループのコクヨS&Tは2010年10月19日、インフォテリアとの販売提携により、テレビ会議システムとiPadを組み合わせた会議ソリューションの提案を開始すると発表した。コクヨS&Tのフルハイビジョン対応テレビ会議「meetimaXVDコミュニケーションシステム」と、インフォテリアのiPad向けコンテンツ作成・配信サービス「Handbook」を合わせて利用し、会議開催に伴う業務負担の軽減、セキュリティの向上、会議のペーパレス化などを実現する。

図表:ソリューションの構成イメージ(出典:コクヨ)

ターゲットは遠隔地間における経営会議。臨場感のあるテレビ会議システムを用いながら、会議参加者の手元のiPadに無線LAN経由で資料データを配信することで、細かいデータなども閲覧可能にする。また、ファイル更新で配信できるため、会議スタートの直前まで資料の追加、差し替えが可能になるほか、過去の資料がすぐに参照できるようになることも利点だ。なお、資料の閲覧をiPad上に限ることで、資料情報の管理リスクも低減できるという。

コクヨS&TはmeetimaXVDコミュニケーションシステムを検討するユーザーに対してHandbookの提案販売を行い、インフォテリアはHandbookサービスのライセンスサーバー導入および運用支援を行う。また、iPadに限らずAndoroid端末などを活用した新たなソリューション開発も進めていく予定だ。

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