IP Infusion、モバイル基地局向けのホワイトボックス用OSを開発

IP Infusionは2018年12月17日、 業界で初めて、 セルサイト(移動通信網の基地局)ルーティング向けに多様な機能をサポートする商用統合ネットワーク・オペレーティングシステム(OS)「OcNOS-CSR」を開発したと発表した。提供開始は、2019年第1四半期の予定。

OcNOS-CSRは、セルサイトバックホールをホワイトボックス型ネットワークで実現する多機能商用ネットワークOS。 同社は、モバイルアプリケーション、メトロイーサネット・アクセス、ビジネス・アクセス・サービスを提供する様々なセルサイトバックホールにおいて、ネットワークの可用性、 耐障害性、 クラス最高の性能を担保するとしている。

拡張性に優れたスイッチング/ルーティングプロトコルをサポートし、 MPLS(Multiprotocol Label Switching)やSDN(Software Defined Networking)などの機能も備える。また、 ハイブリッド型/集中型/分散型ネットワークのサポート、 高性能で拡張性に優れたモジュール型ネットワーク、 商用チップ上に構築された堅牢なデータプレーンを特長としている。

OcNOS-CSRを搭載可能なホワイトボックススイッチには、Qumran-AXスイッチング半導体ベースで16x10G、 8x25G、 2x100Gポートを備えた、AcctonグループのEdgecore社製「AS7316-26XB」などがある。

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