ソフトバンクは2018年11月9日、携帯電話基地局にネットワークカメラを設置して映像配信する法人向けサービス「スマート情報カメラ」を発表した。2019年春から提供開始する。
スマート情報カメラは、ソフトバンクが全国で運用する基地局に、ソニービジネスソリューション製のネットワークカメラを設置し、リアルタイム映像やアーカイブ映像を配信するIoTサービス。
ユーザー企業が必要とするロケーションにカメラを設置して、そのユーザー企業だけが利用できる「専有パターン」と、あらかじめ全国の基地局に設置されたカメラから選択して、複数のユーザーで映像を利用する「共有パターン」の2種類を用意する。専有パターンでは、ユーザーがカメラを操作(パン・チルト・ズーム)することもできる。将来的には、映像を基に解析・予測に役立つIoTサービスの開発も視野に入れているという。
主なターゲットは、官公庁や報道機関、運輸事業者などで、防災、報道、交通状況や設備のモニタリングなどの用途を想定しているとのこと。
「スマート情報カメラ」のサービスイメージ