ヤマハは2018年9月19日、スマートL2スイッチ「SWX2210-8G/16G/24G」を発表した。2011年2月に発売した同社初のスイッチ製品SWX2200シリーズの後継で、10月に発売する。

SWX2210シリーズは、ネットワークの見える化など、従来シリーズの機能を継承。スマートL2スイッチをマスターとして管理するL2MSマスター（ルーターやL3スイッチ、インテリジェントL2スイッチ）のWeb GUI機能である「LANマップ」により、スイッチで起きているループなどの障害を確認できる。

また、従来シリーズではスイッチ単体で設定を行うことができず、L2MSマスターまたはアプリケーションから設定を行う必要があった。しかし、SWX2210シリーズはWeb GUIを新たに搭載し、単体での設定が可能になったのに加えて、TELNETにも対応して自立性が向上した。さらに、リンクアグリゲーションやCOS値による優先制御など、スイッチ機能も強化されている。

希望小売価格はSWX2210-8Gが4万7000円、16Gが8万6000円、24Gが11万5000円。いずれのモデルも環境温度50℃、ファンレスに対応している。

SWX2210-8G/16G/24G