ポリコム、マイクロソフトのCommunications Server“14”に対応した新IP電話機を発表

ポリコムジャパンは2010年8月23日、マイクロソフトが発売を予定するユニファイドコミュニケーション製品「Microsoft Communications Server “14”」(CS14)にネイティブに統合できるIP電話機「Polycom CX シリーズ」の新製品を発表した。CS14向けに設計されたデスクトップ用IP電話機「Polycom CX500」「Polycom CX600」の2機種と、IP音声会議システム「Polycom CX3000」の計3機種を、2010年第4四半期よりポリコムの認定販売代理店から販売する。

ポリコムは、マイクロソフトの現行UC製品である「Office Communications Server 2007」向けにも、対応するIP電話機および会議システムを提供している。今回発表された新機種では、「CS14専用IP電話機」として、写真付きの連絡先情報への対応、録音メッセージの一覧表示(ビジュアルボイスメール)への対応、電話機へのカレンダー表示、クリック操作による会議参加、電話機とPCクライアントでの通話ログの自動同期、などの機能拡張を行っている。

Polycom CX500は、カラーディスプレイ(連絡先情報を表示)を備え、壁への設置も可能な小型IP電話機。高品質な音声で通話できるPolycom HD Voiceにも対応する。

Polycom CX600は、より多機能なIP電話機で、カラーディスプレイに通話、連絡先およびプレゼンス情報を表示。Polycom HD Voice技術を備えたハンドセット、ヘッドセット、およびスピーカーにより、高品位な音声が提供できるという。また、USB接続したPCからのシングルサインオンやクリック to コール、電話機とPC間の音声調整を可能とする「Better Together」機能にも対応している。

Polycom CX500(左)とCX600

Polycom CX3000は、CS14専用のIP音声会議システム。カラーディスプレイに通話、連絡先、およびプレゼンス情報を表示可能で、Polycom HD Voiceもサポートする。また、「Better Together」機能にも対応している。

Polycom CX3000

なお、CX500/CX600/CX3000の3機種はCS14専用の端末であり、以前のバージョンでは稼働しない。価格はいずれもオープンとなっている。

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