NECは2010年8月23日、ギガビットイーサネット・レイヤ2スイッチ「UNIVERGE QX-S5200シリーズ」の販売を開始した。
48ポート搭載の「UNIVERGE QX-S5250P」と24ポート搭載の「UNIVERGE QX-S5226P」の2つのモデルが用意されている同シリーズの特徴は、複数台のスイッチをあたかも1台のように運用できる「スタック接続」に対応していること。いずれもスタック接続が4台まで可能で、QX-S5250Pは最大192ポート、QX-S5226Pは96ポートまで1Gbps対応ポートを増設できる。
また、両モデルともリングプロトコル機能を搭載し、障害発生時の経路切り替えに必要な時間は従来の「UNIVERGE QX-S5100シリーズ」の約30秒から0.2秒へと大幅に短縮したという。さらに、IETFのプロトコルであるsFLOWに対応し、リアルタイムでトラフィック状態をモニタリングできる。
希望小売価格は、QX-S5250Pが62万8000円、QX-S5226Pが35万8000円(いずれも税別)。NECでは、UNIVERGE QXシリーズ全体で今後3年間で20万台の販売を目指しているという。
48ポート搭載の「UNIVERGE QX-S5250P」 | 24ポート搭載の「UNIVERGE QX-S5226P」 |