シスコ、クラウドベースの“画期的”なオールインワン会議製品「Cisco Spark Board」

米シスコは2017年1月27日、クラウドベースのオールインワン会議製品「Cisco Spark Board」と「Cisco Spark Meetings」を発表した。

シスコは同製品について「画期的」と主張したうえで、「憂鬱な会議に終止符を打ち、企業のイノベーションを実現する」としている。

Cisco Spark Boardは、4Kカメラやスピーカーフォン機能を備え、場所を問わずに誰もが利用できるという無線プレゼンテーション端末。Cisco Sparkアプリさえ使用していれば、すべての参加者が同時にそのホワイトボード機能を利用可能だ。リモート環境からもミーティングに参加でき、ホワイトボードの使用中に全員がビデオ通話に参加することもできる。

Cisco Spark Board
Cisco Spark Board

大きな特色の1つは、世界中どこのCisco Spark Boardであっても、近付いて1回クリックすれば画面共有を開始できる点にある(シスコは、誰のCisco Spark Boardかは関係ないとしている)。BluetoothやWi-Fiによる接続は不要で、超音波無線ペアリングテクノロジーなどによって人を認識し、PC、Mac、タブレット、スマートフォンからすべてをコントロールできるという。

55インチバーションのCisco Spark Boardは、米国では1月末から販売される。希望価格は4990ドルで、加えてサブスクリプションのライセンス費用が月額199ドル必要。70インチバージョンも今年中に発売予定だ。

一方、Cisco Spark Meetingsは、Cisco Spark Boardの携帯バージョンとなる。Cisco Spark Boardを所有していない場合でも、全員でホワイトボードを利用できる。Cisco Spark Meetingsの機能は、すべてのCisco Sparkアプリに組み込まれているという。

<お詫びと修正>
Cisco Spark Boardの価格について「希望価格は4990ドル。月額199ドルのサブスクリプションモデルでも提供する」と記載していましたが、正しくは本体価格に加えて、サブスクリプションのライセンス費用も必要でした。読者並びに関係者の皆様にお詫びして訂正いたします(本文は修正済みです)。

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