NECは、同社のIoT基盤「NEC the WISE IoT Platform」のエッジコンピューティングを行うIoTデータ収集基盤「エッジゲートウェイ」を開発した。出荷予定時期は2017年3月を予定しているという。
IoTデータ収集基盤「エッジゲートウェイ」 |
同製品は、多様なインターフェイスを装備しており、通信ネットワークに接続できない機器や各種センサーなどからのデータ収集を実現する。有線インターフェイスはRS-232C、RS-485、USBなど、無線インターフェイスは920MHz無線、Wi-Fi、Buletooth、LTEなどに対応している。
また、同製品上でデータの処理を行うことが可能。この分散処理により、機器のリアルタイムな制御やクラウド連携時におけるネットワーク負荷を低減できる。
セキュリティ対策としては、ホワイトリスト型のセキュリティ機能を搭載している。不正なUSB機器が接続や、マルウェアによる意図しないネットワークアクセスを防止し、データの情報漏洩を防いで現場機器の安全なネットワーク接続を支援するという。
装置の構成イメージ |