日本を狙うサイバー攻撃、10月から再び活発化する!?

アカマイ・テクノロジーズは2016年9月27日、メディア向けのセキュリティグループセッションを開催した。これから日本に向けられるであろう「オペレーション・キリング・ベイ」のキャンペーンや、リオ五輪を取り巻くサイバー攻撃の傾向を説明した。

「オペレーション・キリング・ベイの活動は、イルカやクジラ漁が始まるシーズンに再開する。昨年は10月にスタートしたので、今年もそろそろ始まるのではないか」――。日本をターゲットとするサイバー攻撃について、こう予測するのはアカマイ・テクノロジーズ CTOのマイケル・スミス氏だ。

アカマイ・テクノロジーズ Chief Technology Officer, Security, APJのマイケル・スミス氏

オペレーション・キリング・ベイとは、反捕鯨を訴える人たちが、日本の関係機関や企業に対してハッキング行為を仕掛けるキャンペーンのこと。最近の彼らの攻撃では大きなダメージは発生していない。しかし、「オペレーション・キリング・ベイは、再びターゲットリストを作成した」とスミス氏はサイバー犯罪者たちが動き出していると明らかにする。

ハッカーは入念に脆弱性を事前調査サイバー犯罪者たちは、大きなイベントがあるとその行動を活発化させる。先般開催されたリオ五輪も例外ではない。

今回のセキュリティグループセッションで公開されたのは、主に2016年4~6月のサイバー攻撃に関連する情報だ。そこには、大イベントの開催前に顕著になるハッカーたちの行動が見えたという。

例えば、2016年第2四半期のトラフィックは、昨対比で200%に増えた。これは、リオ五輪の開催と相関関係があるとスミス氏は述べる。

「ハッカーたちがキャンペーンを行うときは、事前に攻撃ターゲット候補をスキャニングしている。スキャニング結果をもとに、攻撃して落とせそうなところをターゲットリストに挙げ、成功率を上げている」(スミス氏)

リオ五輪を対象としたサイバー攻撃のターゲットリスト

つまり、こうした事前調査を目的としたスキャニングにより、2016年第2四半期のトラフィックは200%増になった可能性があるというのだ。

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