フレクトは2016年8月25日、コネクテッドカーアプリ「Cariot」(キャリオット)に「ヒートマップ機能」を追加した。
Cariotは、車両にデバイスを差し込むことで、位置情報や速度、燃費などのデータを取得できるIoTアプリケーション。2015年秋より営業車両やバスの運行管理で利用実績を積み重ね、2016年からは建設・物流業界を中心に「作業の効率化」や「コスト削減」の目的で利用されているという。
今回加わったヒートマップ機能は、任意の場所、時間帯、車両を選択することで、クルマのパフォーマンス(生産性)の変化を視覚的に把握可能にするもの。これにより、例えば混んでいる時間帯だけルートを変更するなど、タイムロス削減のための施策が打ちやすくなるという。
なお、Cariotというアプリ名は「Car」と「IoT」を組み合わせたもの。フレクトでは、2016年度内に5000台のCariotの導入と、新たなユースケースの創出を目指している。
ヒートマップ機能の画面イメージ。料金所前で渋滞に巻き込まれたことが、ヒートマップで視覚的に把握できる |