【ワイヤレスジャパン】次世代の屋内デジタル化プラットフォームを使えば「館内マップを1日で作成できる」

ワイヤレスジャパン2016の構造計画研究所ブースに展示されている「NavVis」は、屋内空間をデジタル化するプラットフォームだ。博物館やショッピングモールなどの広い空間でも、6~8時間あればマップを作成できるという。

「Googleマップのストリートビューのようなものを、屋内環境でも簡単に作成できる」。構造計画研究所ブースの説明員がこう紹介するのは、同社の次世代屋内デジタル化プラットフォーム「NavVis」。これは、独NAVVISが開発したシステムだ。

屋内空間はGPSが届かないため、現在地を知ることは容易ではない。また、商業施設などはレイアウトが頻繁に変わることもあり、館内マップを作成したとしてもその管理は煩わしい。しかしNavVisを利用すれば、手間ひまかけずに適宜マップを作成できる。

NavVisでは、屋内空間を「M3 Trolley」で測定する。6つのカメラと3つの赤外線レーザスキャナを装備したM3 Trolleyを移動させながら、カメラで屋内空間の画像を撮影したり、壁、天井、床などを赤外線レーザーでスキャニングする。レーザーでは、センチメートル単位で測定できるため、レイアウト変更にも役立つという。

NavVisの「M3 Trolley」。押して動かしながら屋内を測定する。タブレットのようなものが真ん中についており、その画面では測定済みの場所が緑色で表示される(右の画像)

説明員によれば、「屋内環境にある障害物の状況にも依るが、6~8時間あれば2~5万平米の空間の画像を合成し、マップを作成できる」。東京ドームは4万6755平方メートルだ。かなり広い空間を短時間でデータ化できることになる。

具体的な活用シーンとしては、「ショッピングモールのマップを作成したり、そのマップ上で店舗のセール情報をエンドユーザに提供することなどが考えられる」(説明員)。また、ドイツでは博物館において、館内のどこに何が展示されているかといった情報を提供するサービスで利用されているという。

構造計画研究所のブースには、NavVisの他にも、7月頃から提供開始予定のカギ管理システム「RemoteLOCK」や店舗への来店者をカウントする「ピープルカウンター」が展示されている。

7月頃から提供開始予定の「RemoteLOCK」。米LOCKSTATEが提供するシステムで、テンキーが付いた専用ドアノブに4~6ケタの暗証番号を入力するとドアを開けられる。民泊などでの利用が想定されており、オーナーはクラウド上で自分が管理している物件のカギ(暗証番号)を管理する

センサーの下を通った人をカウントできる「ピープルカウンター」

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