ネットギアジャパン(NETGEAR)は2016年3月30日、NBASE-T対応のレイヤ3スイッチ「M4200-10MG-PoE+」を発表した。
NBASE-Tとは、カテゴリ5e以上のケーブルを使って最長100m、2.5Gbpsまたは5Gbpsの通信が可能な新しい有線LAN技術。NBASE-Tの登場以前、1Gbps超の通信速度を実現するには、カテゴリ6以上のケーブルへの張り替えが必要だった。しかし、NBASE-T対応のスイッチを利用すれば、既設のカテゴリ5eケーブルを使って、1Gbps超の無線LAN規格であるIEEE802.11acを有線LAN側のボトルネックなしに利用できる。
M4200-10MG-PoE+は、NBASE-Tポートを8つ、10G SFP+スロットを2つ搭載。8つのポートはすべてPoE+に対応し、スイッチ全体の給電能力は240Wとなっている。また、OpenFlow 1.3への対応も特徴の1つだ。
サイズは幅440×高さ43×奥行き100mm。価格は34万円で、4月下旬からは販売開始する。