エス・アンド・アイは2010年7月28日、Android搭載スマートフォンで利用できる企業向け発信専用ダイヤラー「uniConnect（ユニコネクト）for Android」を発表した。8月1日から同社サイトでダウンロードできる。
uniConnectは、IP-PBX、メール、スケジューラ、アドレス帳、電話会議、在席確認、チャット、セキュリティなどの機能を統合したSIPサーバー「CommuniGate Pro（コミュニゲート・プロ）」と連携するアプリケーション。iPhoneを企業の内線電話として利用するための発信専用ダイヤラーとしてエス・アンド・アイが2009年に開発したが、今回Androidスマートフォンに対応したことで、端末の選択肢が広がった。
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uniConnect for Androidダイヤラー |
uniConnectダイヤラーを使えば、オフィスでも外出先でも、企業が契約している固定電話回線を経由して電話をかけることができる。1台のスマートフォンから、標準ダイヤラーを使用して携帯番号発信、uniConnectダイヤラーを使用して企業番号発信と、私用と業務利用で番号を使い分けられる。通話料金も分計されるため、公私を1台のスマートフォンで利用することができる。
また、一般的に、企業で契約される電話回線の通話料は、携帯電話の通話料よりも低額に設定されているため、uniConnectの導入により、毎月の通信コスト削減にも役立つ。
uniConnect for Androidは、Android 1.6および2.1に対応しており、無料にてエス・アンド・アイのWebサイトからダウンロード可能（2010年8月1日から）。利用を開始するには、エス・アンド・アイからアクティベーションキーを入手する必要がある。
