配信デバイスごとにコンテンツを最適化 ―― ソフトバンク「ホワイトクラウド」に新映像サービス

ソフトバンクテレコムは2010年7月23日、企業向けクラウドサービス「ホワイトクラウド」の新メニューとして、多様なデバイス向けに最適化した映像管理・配信を提供するコンテンツ統合管理・配信プラットフォーム「ホワイトクラウド 映像サービス」の提供を開始した。

ホワイトクラウド 映像サービスは、サーバーやストレージなどのハードウェアをはじめ、ネットワーク、配信ソフトウェア、DRM(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)、コンテンツ統合管理システムまで、映像管理・配信に必要なサービス機能をクラウド型で提供するサービス。個別の管理・配信システムを構築するよりも初期投資や運用コストが削減できるほか、機能性、信頼性の高い映像管理・配信基盤を低価格で利用できるという。

図表:「ホワイトクラウド 映像サービス」サービス提供イメージ(出典:ソフトバンクテレコム)

特徴の1つとして、配信先のデバイスごとに最適化された画面インターフェイスで、複数のデバイスに配信する「ワンソース・マルチスクリーン」を実現した。また、iPhone、iPod touch、iPad向けの映像配信では、ライブコンテンツ/VOD(ビデオオンデマンド)コンテンツを、端末が利用可能な通信帯域の状況に応じて最適なビットレートを自動的に選択・切替しながら配信する。

VODサービスや動画コンテンツ配信サービスなどのほか、一般企業においても、デジタルサイネージによる商品PRや、情報発信手段としての動画配信に利用できる。

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