ネットギア、分散型スイッチングファブリック方式のシャーシ型スイッチ「M6100」

ネットギアジャパン(NETGEAR)は2015年4月1日、シャーシ型スイッチ「M6100」を発表した。4月6日から販売開始する。中小規模ネットワークのコアスイッチや大規模ネットワークのエッジスイッチとして最適だという。

M6100
M6100

M6100は4RUの筐体に3スロットを備え、最大144の1000BASE-Tポートを収容可能。バックプレーン速度は各I/Oモジュールごとに160Gbpsで、合計480Gbpsとなっている。

3基のI/Oモジュールがそれぞれ独立した管理モジュールとして動作する分散型スイッチングファブリック方式を採用しており、1基のI/Oモジュールが故障してもネットワークの全断は発生しないのが特徴。また、N+1対応の冗長電源モジュールとMLAG(Multi-chassis Link Aggregation)対応により、さらに可用性を高められるという。

I/Oモジュールは、1000BASE-T×48ポートの「XCM8948」、1000BASE-T×40/10GBASE×2/10G SFP+×2の「XCM8944」など4種類を用意する。また、I/Oモジュールに増設するドーターカードにより、PoE+やUPoEへの対応も可能。このため、IP電話機や無線LANアクセスポイント、ネットワークカメラなどを収容するエッジスイッチとしても活用できるとのこと。

価格は、XCM8944やPoE+ドーターカードなどがセットになったスターターキット「M6100-44G3-POE+」の場合で110万円。

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