シスコシステムズは2015年3月23日、静岡銀行にコラボレーション基盤と無線LANソリューションを導入したと発表した。
具体的には、シスコのビデオ会議システム「Cisco TelePresence SX20」「Cisco TelePresence EX60」、IPフォン「Cisco IP Phone 7800シリーズ」「Cisco Unified IP Phone 9900 シリーズ」、そして無線LANソリューション「Cisco 5508 Series Wireless Controller」「Cisco AP2600」などを採用している。
今回の社内ICT基盤の刷新は、新本部棟「しずぎん本部タワー」の竣工に伴うもの。新本部オフィスの全フロアに無線LANを展開し、フリーアドレスを実現。行員は、IPフォンにログインすることで、どこにいても自席の電話環境を作ることができる。
また、新本部棟に新たに設置された「非常事態対策室」には、監視カメラ、各拠点のビデオ会議映像、テレビ放送、Web画面など最大27画面を同時表示できるシステムを導入。リアルタイムに多くの情報を集中把握できるようにした。
さらに、シスコのビデオ会議システムを全177拠点に導入し、業務スピードとコミュニケーションの向上、そして移動時間および交通費の削減を図っている。
