KDDIがモバイル体感品質10部門で単独首位 5G SAやD2Dの普及状況も明らかに

英Opensignalが今年7月から9月にかけて実施したモバイル通信品質調査で、KDDIが10部門で首位を獲得した。「一貫した品質」や「信頼性」などのカテゴリーで高い評価を得た。また、5G SA(Stand Alone)やD2D(Direct to Device)の展開状況、楽天モバイルの市場動向に関する調査結果も明らかにした。

英Opensignalは2026年10月28日にメディア向け説明会を開催し、国内4キャリア(KDDI、NTTドコモ、ソフトバンク、楽天モバイル)を対象とした「モバイル・ネットワーク・ユーザー体感レポート」を発表した。調査期間は2026年7月1日~9月28日。

Opensignal プリンシパル・アナリスト ロバート・ヴィルジコウスキー氏

同レポートでは、モバイルネットワークの体感品質や利用状況などを示す全18のカテゴリーを設定。うちKDDIが10部門で首位を獲得した。

具体的には、アプリやサービス利用時に安定したネットワーク品質を維持できるかを評価する「一貫した品質」「信頼性」で首位に輝いた。また、ライブ配信を除くビデオストリーミング、ライブ・ビデオ、ゲーム、音声アプリの体感品質に関する各カテゴリーでも首位を独占した。

KDDIが10部門で首位を獲得

NTTドコモは「カバレッジ」に関するカテゴリーで強さを見せた。3G/4Gも含めた総合カバレッジと5Gカバレッジの両方で首位を獲得した。また、モバイルネットワークを利用できる時間の割合を示す「ネットワーク利用率」や、5Gのダウンロード・スピードでもトップに立った。

楽天モバイルは、総合・5Gの両方でアップロード・スピードの首位を獲得。ソフトバンクはダウンロード・スピード(総合)と、5Gに接続できる時間の割合を示す「5G利用率」でトップとなった。ソフトバンクは首位獲得数こそ2部門にとどまったものの、KDDIと僅差で首位を逃したカテゴリーも多かったという。

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