キヤノン、ネットワークカメラ世界最大手のアクシス社を3337億円で買収

キヤノンは2015年2月10日、ネットワークカメラ世界最大手のアクシス社(本社:スウェーデンルンド市)を公開買付けにより買収すると発表した。買収額は約3337億円(約236億クローネ)の予定で、発行済普通株式の100%を取得し連結子会社化する。

アクシスの売上高は約770億円、純利益は約76億円で、従業員数は1941名。

ネットワークカメラ市場は毎年20%前後の成長が続いているが、「キヤノンはネットワーク監視カメラ事業を有望な新規事業の一つと捉え、今後のキヤノングループにおける成長の原動力として位置付け」ていることから、アクシスの買収を決めた。「双方の経営リソースを有効活用することで、ネットワーク監視カメラシステムにおける世界No.1をより確かなものとし、更なる飛躍を目指して」いくという。

具体的には、キヤノンの光学技術やイメージング技術とアクシスのネットワーク映像処理技術を連携させ、さらに高性能なネットワークビデオソリューションを提供していく。また、アクシスは世界7万5000社のシステムインテグレーター等のパートナーを持つことから、販売・サービス網の充実にもつながるとしている。

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