宮川社長が語る「未来型コンビニ」とは
ソフトバンクは今年7月末、セブン&アイ・ホールディングス(以下、セブン&アイ)との資本提携を締結したが、決算説明会ではその詳細についても説明があった。ソフトバンク、PayPay、三井住友カードがそれぞれ1000億円、計3000億円をセブン&アイに出資し、「セブン&アイが目指す未来型コンビニの実現に向けて、技術面でお手伝いをする」と代表取締役 社長執行役員 兼 CEOの宮川潤一氏は話した。

ソフトバンク 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 宮川潤一氏
まずはセブン&アイの共通会員基盤「7iD」と「PayPay ID」を統合する。セブン&アイの店頭購買データとPayPayの決済データを結び付け、1億人超規模の生活経済圏を構築する。また、顧客1人ひとりの消費行動をより精緻に分析し、最適な販促やサービス提供につなげる狙いだ。
具体的な「未来型コンビニ」の将来像も示された。例えば、自宅にいる利用者にAIコンシェルジュが「血圧が高めです」「今夜は塩分控えめのメニューをお届けしましょうか」と提案し、スマホにお勧めのメニューを提示する。利用者が承諾すると、コンビニに配置された自動運転ロボットが商品を自宅まで届ける。
店舗では、スマートグラスを装着した店員にAIアシスタントが「明日の近隣イベントの影響で、20代女性の来店が増える見込みです」と知らせ、需要予測や発注案を提示する。また、外国人客との会話はスマートグラス上でリアルタイムに翻訳。さらに、商品の搬入や品出しはヒューマノイドロボットが担う。

AI・ロボットで店舗オペレーションを高度化
宮川氏は、「日本で進化させた次世代生活インフラのビジネスモデルを構築し、セブン&アイと一緒に世界へ広げていきたい」と意気込んだ。










