SPECIAL TOPIC愛媛CATVが集合住宅FTTHにEdgecore ECSスイッチを選定 「コストもサイズも機能もちょうどいい」

集合住宅向けFTTHサービス「光eねっと」の提供に当たり、共用部から各戸へのLAN接続に用いるL2スイッチを採用した愛媛CATV。「価格」「サイズ」「ポート数」「搭載機能」の4条件を満たしたのが、Edgecore Networks製「ECSシリーズ」だった。選定に当たった同社の堀内氏は、"使いやすく、サイズ感も機能もちょうどいい”と高く評価する。

導入後の評価と運用状況

5月の展開開始から2~3カ月が経過した時点で、十数棟の集合住宅へECSスイッチを導入・展開し、数十台のスイッチが稼働している。堀内氏によれば、導入後に不具合報告はなく、サービスへの影響なく切り替えが完了しているという。

運用面では、従来機種とWeb GUIの操作体系が多少異なるため、当初は現場作業を行うオペレーターが戸惑う場面もあったというが、マニュアルを整備してフォローすることで、「慣れれば問題ない」レベルまで解消されているとのことだ。

トラブルシューティングの観点では、Web GUIのログ表示が重要度に応じて色分けされている点や、ポートごとのトラフィック状況やMACアドレス数が可視化されている点が特に有用だと堀内氏は評価。「従来のスイッチではなかったことなので、すごく助かっている」と話した。現在のところ、マクニカへの問い合わせが必要になるような大きな問題は発生していないという。

「ゼロタッチプロビジョニング(ZTP)」で自動化も視野に

今後も引き続き集合住宅への展開を拡大していく方針であり、将来的には、現在手作業で行っている設定投入作業について、ゼロタッチプロビジョニング(ZTP)の活用を検討していきたいと堀内氏は展望する。

愛媛CATV 堀内氏とマクニカ 青木氏

(右)マクニカ フィネッセ カンパニー 第3統括部OpenNetworking事業推進部 課長 青木亮平氏

青木氏によれば、「設定ファイルのテンプレート作成など事前準備を済ませておけば、現場でケーブルを挿すだけで自動的に設定が流し込まれる仕組みになっている」ため、ZTP機能の活用のハードルは高くないという。手作業による設定作業は大きな負担となっており、運用負荷軽減への期待は高い。

なお、ECSシリーズは業界標準のCLIコマンド体系をサポートしているため、技術者に余計な学習コストがかかる心配もない。CLIで作業を行う技術者にとってのマイグレーションコストが低いことも見逃せないポイントだ。こうした運用面も踏まえて堀内氏は、同様のサービスを展開するケーブルテレビ事業者でも「問題なく使えるのではないか」との見方を示した。

愛媛県松山市に本社を置く地域密着型のケーブルテレビ局、愛媛CATV。
光ファイバーの伝送路を敷設、多彩な地域情報番組や多チャンネル放送、光インターネット、固定電話、
携帯電話、最先端のローカル 5G を含めたモバイルサービスなどを提供。
愛媛県内に有線、無線のネットワークを巡らせ、公共的な情報通信インフラの役割を担っている

従来機種のEOLをきっかけに、「価格」「サイズ」「必要十分な機能」という3つの軸で選定を進め、EdgecoreのECSシリーズにたどり着いた愛媛CATVだが、結果的に、10ポート構成によって多様な物件規模に対応できる柔軟性や運用性の向上といった果実も得た。マクニカによる伴走型サポート体制も含めて、光eねっとのさらなる展開を今後も下支えしていくはずだ。

<お問い合わせ先>

株式会社マクニカ フィネッセ カンパニー
OpenNetworking事業推進部

Tel:045-470-9831

Email:projectmonstar@macnica.co.jp

URL:https://www.macnica.co.jp/business/network/solutions/opennetworking/

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