マット型センサーとLTE網を活用した遠隔見守りサービスワイヤレスゲートがM2M/IoTソリューションの提供を開始

ワイヤレスゲートは2014年8月1日、LTEネットワークを利用した「クラウド型みまもりサービス」の提供開始を発表した。

クラウド型みまもりサービスの概要

クラウド型みまもりサービスは、独居高齢者の遠隔みまもりを想定したM2M/IoTソリューション。主に在宅介護、在宅看護向けに非接触・非拘束マット型センサーとクラウドソリューション、通信サービスをワンストップ提供する。

非接触・非拘束マット型センサーをベッドのマットレスの下に敷き、高齢者のベッド利用時の生体情報(呼吸、心拍数、体動)をリアルタイムで検知、LTEネットワークを介してクラウド上にデータを蓄積する。センサーに直接触れたり装着したりせずに生体情報を取得できるため、高齢者が「監視されている」といった精神的な圧迫を感じにくい。高齢者の家族や介護者は、PCやタブレット、スマートフォンから、リアルタイムに配信される生体情報、蓄積したデータを分析した「見守り管理グラフ」を場所や時間を問わず確認できる。

写真左の上部は呼吸、下部は心拍数の波形グラフ。写真右は日々の就寝状況の管理画面

また、呼吸や心拍数、離床時間のアラート通報設定も可能だ。例えば、「何分以上呼吸がない状態が継続している」といったように、あらかじめ設定した条件を満たした時にアラームやメールで通知する。これにより、遠隔にいても高齢者の急変を早期発見し、「電話をする」「かけつける」などの対策を速やかにとることができる。

なお、マット型センサーは、医療機器・介護用品分野で生体センサー利用製品を提供するバイオシンクが開発したもの。ワイヤレスゲートは、バイオシンク、バイオシンクの製品発売元であるバイオシルバーと連携し、クラウド型みまもりサービスに続くM2M/IoTソリューションを今後展開していく考えだ。

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