KDDIが描く「全国低遅延網・AI計算資源基盤」とは 3年間で1.2兆円を投資

KDDIが2025年度決算を発表。連結業績は増収増益だった。また、2028年度を最終年度とする中期経営計画を発表し、営業利益のCAGR(年平均成長率)5%成長を目指すほか、陸・海・空をすべてカバーする「全国低遅延網・AI計算資源基盤」の構築に向けて、3年間で1.2兆円を投資する計画だ。

データセンターを中心としたインフラ基盤強化に3000億円を投資

ビジネスセグメントの事業拡大に向けては、国内外で増大するトラフィック需要に応えるため、データセンターを中心としたインフラ基盤強化に別途3年間で3000億円を投資する。また、セキュリティ子会社であるラックのノウハウを活かし、海外の子会社・取引先を含むサプライチェーン全体を保護するセキュリティソリューションの展開にも取り組む。

ビジネスセグメントの注力領域

かねてより注力してきたドローン事業についても、「2年後には売上100億円を達成できる見込み」(松田氏)だという。今年7月には、AIオンデマンド交通サービスなどを手掛けるmobi事業を継承した自動運転の新会社「KDDIスマートモビリティ」を設立し、モビリティ事業のさらなる強化を図る。

加えて、オンライン専用ブランド「povo」の運営で培った知見を活かし、ベトナムでモバイル通信のサブブランド展開に向けた取り組みを開始するなど、新たな成長領域の開拓にも力を入れていく方針だ。

「暗号資産ウォレット」を提供開始

パーソナルセグメントに関しては、金融・エネルギー事業のさらなる成長を加速させる。その一例として、今年5月には暗号資産取引サービスを手掛けるコインチェック社と協業し、今年夏ごろに暗号資産を保管・管理するための「暗号資産ウォレット」を提供開始する予定だ。

また、ローソンの店舗網を活かした販路拡充のほか、AIグラスやスマートリングをはじめとするデバイス販売にも力を注ぐという。

パーソナルセグメントの注力領域

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