イー・アクセスは6月3日、1.7GHz帯でのLTE実験試験局の申請を行ったと発表した。キャリアアグリゲーション技術や下り300Mbps通信の検証を行うという。
今回の実験では、イー・アクセスにすでに割り当てられている1.7GHz帯の15MHz×2と、総務省がこれから携帯無線用に割当予定の5MHz×2(1744.9~1749.9MHz/1839.9~1844.9MHz)を利用。下り300Mbps(20MHz幅、4×4MIMO)、下り150Mbps(20MHz幅、4×4MIMO)、キャリアアグリゲーションのそれぞれについて検証するという。実験は、香川県内で8~10月に実施する予定。
なお、キャリアアグリゲーションとは、複数の帯域を束ねて高速化を図る技術のこと。LTE-Advancedの要素技術の1つとなっている。