NECは4月10日、通信事業者のコアネットワーク向けOpenFlow対応スイッチを開発したと発表した。OpenFlowは、SDN(Software-Defined Networking)実現のためのキーテクノロジーの1つだが、「通信事業者のコアネットワークでは高度な信頼性が要求されるため、これまでSDNに対応したスイッチは実現されていなかった」という。
今回、NECが発表したOpenFlow対応スイッチは、コアネットワークで一般的に採用されているデータ転送技術「MPLS-TP」にも対応。OpenFlowによって、MPLS-TPの通信を柔軟に集中制御できるという。これにより具体的には、ネットワーク障害からの高速回復、ユーザー/サービスの優先度に応じた制御、リアルタイムな通信性能のモニタリングなどが可能になる。
NECは今回開発したスイッチとOpenFlowコントローラを活用した実証実験もNICTと共同で行っているが、4Kの高精細映像データ伝送における回線切断試験では、障害検出から復旧まで0.02秒程度(MPLS-TP通信時)だったという。NECによれば、0.05秒が高信頼な通信の目安とのことだ。
| NICTと行った実証実験の概要 |
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