NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)は2024年10月2日、同社が提供する「健康経営支援サービス」に、生成AIを活用した「健康経営アドバイザーAI」を搭載して同年12月より提供開始すると発表した。
健康経営アドバイザーAIのイメージ図
健康経営支援サービスは、センサーデバイスを通じて収集したデータから早期に従業員の心身の状態を把握し、従業員自身のセルフケアの促進と企業の職場環境改善につなげることができるサービスで、昨年10月より提供している。
健康経営アドバイザーAIは、健康経営支援サービスのリング型またはリストバンド型のセンサーデバイスにより収集したバイタルデータと生成AIを組み合わせ、可視化された組織と個人の心的状態の課題に対して、最適な解決策・打ち手を提供するという。
健康経営アドバイザーAIが提供する対策の出力イメージとセンサーデバイス
また、従業員のメンタルヘルス状態をモニタリングし、必要に応じて専門機関へのつなぎ込みを支援する。通常と異なる状態が続いた際には、管理者宛にAIからの警告や啓発アドバイスを送信するなど、従業員の健康増進と生産性向上に貢献するとしている。