NTTドコモは2012年7月10日、M2Mサービスのグローバル展開に関する検討を海外の大手通信事業者6社と推進していくと発表した。戦略的提携を結んだのは、スペインのテレフォニカ、オランダのKPN、ロシアのヴィンペルコム、カナダのロジャース、オーストラリアのテルストラ、シンガポールのシングテル。
7社は今後、グローバルに事業展開するユーザー企業に対する現地サポートの提供や一括契約・請求などについて協力していくため、協議を進めていくという。
なお、ドコモはM2Mプラットフォーム事業者のJasper Wirelessのプラットフォームを活用してグローバルなM2Mサービスを提供する。Jasper WirelessのM2Mプラットフォームは海外の通信事業者を中心に多くの採用実績を持つが、日本の事業者で採用するのはドコモが初めてだという。