ニデックの水冷モジュールが富士通の光伝送装置「1FINITY」に採用

ニデックは2024年9月2日、同社の水冷モジュールが富士通の光伝送システム「1FINITY(ワンフィニティ)」シリーズのハイエンドモデル「T900」と「T950」に採用されたと発表した。

T900とT950は世界で初めて水冷技術を搭載した光伝送システムであり、これにより消費電力の大幅な削減を達成した。

富士通 1FINITYシリーズ「T900」と「T950」

富士通 1FINITYシリーズ「T900」と「T950」

今回、両製品に採用されたニデックの水冷モジュールには、以下の3つの特徴があるという。

1つが、小型であること。水冷技術の適用によって6RUから2RUまで光伝送装置のサイズを小型化した。

2つめは冷却性能の高さで、空冷システムと比較してサイズダウンしながらも、2倍の冷却効率を実現したという。

3つめは高効率性。従来型装置と比較して消費電力を最大50%削減した。

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