F5ネットワークスジャパンは2012年5月23日、アプリケーション・デリバリ・コントローラー(ADC)製品のBIG-IPシリーズに、新たなアプリケーション配信最適化機能を追加すると発表した。Web高速化プロトコル「SPDY」にADCベンダーとして初めて対応する。
SPDYは、HTTPを拡張するWeb高速化プロトコル。Webアプリケーションのパフォーマンスを改善できる一方、Webアプリケーションサーバーの更新が必要という課題があった。しかし、BIG-IPが提供するSPDYゲートウェイを活用することで、既存のWebアプリケーションサーバーはそのままに、SPDYのメリットを享受できるようになるという。
このSPDYゲートウェイ機能は、6月下旬から提供予定のBIG-IP ver11.2により利用可能になる。