オリックス・レンテックが日本アバイアと提携、法人向けUCサービスを提供開始

オリックス・レンテックは日本アバイアと法人向けコミュニケーションサービスの提供について業務提携した。ビデオ、固定・携帯電話、メールなど複数のコミュニケーションツールを統合的にクラウド形式で利用できる「Avaya Flare Experience Cloud Service」の提供を7月から開始する。

オリックス・レンテックは2012年3月22日、日本アバイアとの共同記者発表会において、日本アバイアのビデオコラボレーション・ソリューション「Avaya Flare Experience(アバイア・フレア・エクスペリエンス)」とのサービスプロバイダー契約の締結により、同ソリューションをクラウド形式で提供するサービス「Avaya Flare Experience Cloud Service」を同年7月から開始することを発表した。

オリックス・レンテック取締役社長 太田敏晶氏 日本アバイヤ代表取締役社長 ロバート・スチーブンソン氏

Avaya Flare Experienceとは、ビデオ、固定・携帯電話、メール、さらにプレゼンス、資料共有などのリアルタイムコミュニケーションツールを統合し、直感的に操作できるユニファイドコミュニケーション(UC)・コラボレーション・ソリューションである。連絡したい相手をワンタッチで選択し、表示される在籍状況に応じて最適なツールにより容易な操作で利用することができる。

Avaya Flare Experienceの機能概要

日本アバイアのロバート・スチーブンソン代表取締役社長は、Avaya Flare Experienceのクラウド化により、マルチメディアのCEBP(Communication Enabled Business Process)が実現され、「モバイル対応、BYOD対応により、ありとあらゆる業種のユーザーに向けて、競争優位性をもたらすことができる」と明言した。また、デバイスではなく、アプリケーションそのものをセキュアな環境に置き換えることでセキュリティを高められることもAvaya Flare Experience Cloud Serviceの大きな特長であるとした。

オリックス・レンテックはこれまでIT機器、医療機器、そしてタブレット端末のレンタルを手掛けてきた。特にタブレット端末のレンタル業の市場が拡大していく中で、ユーザーに対して新たな付加価値、サービスを提供できないかを模索してきたという。これがこの度の日本アバイアとの業務提携の背景となった。

オリックス・レンテックの太田敏晶取締役社長は、Avaya Flare Experienceをクラウド形式で提供することに決めた理由として、企業コミュニケーションをいつでもどこでも簡単に行えること、非常にシンプルですぐに使用できる操作性を挙げた。これらのメリットを活かし、ワークスタイル変革を実現するソリューションを提供することで、新しいビジネスモデルを作っていきたい考えだ。
顧客企業に対する訴求ポイントとしては、「単なるコスト削減だけがメリットではなく、コミュニケーションツールの活用により迅速にお客様への対応をすることで売り上げを伸ばしていきましょうという発想を、今後本サービスを提供する中でご説明していきたい」と語った。

UCへの期待度は高い

Avaya Flare Experience Cloud Serviceは、オリックス・レンテックがレンタルするタブレット端末等のほか、顧客企業の既存の端末でも利用可能。料金はユーザー数単位で利用可能な月額課金制で、1ユーザーにつき月額7000円を予定している。

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