【スマホ伝道師が対談!(後編)】最大の障壁は「◯◯の代わり」

スマートフォン/タブレット端末のもつパワーを企業が活用するには何が必要か。2人の“エバンジェリスト”――ソフトバンクモバイルの中山五輪男氏と日本マイクロソフトの西脇資哲氏に語ってもらった。

(前編はこちら

――スマートフォンやタブレットの導入企業は増加していますが、一方で消極的な企業もかなりいます。例えば、「PCの代わりにならない」といった声はよく聞かれますが、企業導入の障壁についてどう見ていますか。

西脇 タブレットとPCはまったく異なるデバイスです。PCと置き換えようということではなく、“手の上に載る”ということがポイントです。

私は、手の上に載せていたものはすべてタブレット端末になると思っています。レストランや寿司屋のメニュー、カラオケの本、カルテ、パンフレットが実際にタブレット端末になっていますよね。タブレット端末の用途のポイントは手の上に載るもの。それが何かと、企業がいま一所懸命探しているところです。

中山 iPhoneもiPadもPCの代わりになるものじゃないとお客様に話しています。PCの代替と考えてしまうのは、コスト意識のせいなんですね。これを入れることによってPCが要らなくなってコストが下がると、コスト優先で考えてしまう。

そうではなく、業務効率を上げるためにまったく新しいデバイスをどう使うかを一緒に考えましょうと話しています。

西脇 3G回線を使っていると、スマートフォンもタブレット端末も未だに電話の扱いなんですね。勘定科目上も電話と同じで、総務部門が調達する。「電話の代わり」という捉え方も障壁の1つです。

中山さんと私が話している内容は情報端末としての使い方です。IT部門が見るべきものですし、もしかしたら経営部門が見るべきかもしれません。

中山五輪男(なかやま・いわお)氏
中山五輪男(なかやま・いわお)氏

2001年ソフトバンクコマース(現在のソフトバンクBB)に入社後、BB推進部の部長としてサービス開発やSaaSのエヴァンジェリストとして外部での講演活動などに従事。現在はソフトバンクモバイルのビジネス推進統括部にてシニアエヴァンジェリストとしてiPhoneビジネスの販売推進などを主に担当

月刊テレコミュニケーション2012年2月号から再編集のうえ転載(記事の内容は雑誌掲載当時のもので、現在では異なる場合があります)

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