NTTドコモ、中東・東南アジアの事業者とオープンRANのトライアル実施へ

NTTドコモは2024年2月26日、カタールのOoredoo Q.P.S.C.、フィリピンのSmart Communications, Inc.、およびシンガポールの StarHub Ltd.とオープンRANのフィールドトライアルの実施において合意したと発表した。

Ooredooにおいては、将来的なオープンRAN導入を見据えて、ベンダー4社の製品を組み合わせた仮想化基地局の検証を行う。商用サービスで提供することを想定した屋内環境で、2024年に検証を実施する。

Ooredoo のフィールドトライアルにおける仮想化基地局の組み合わせ

Ooredoo のフィールドトライアルにおける仮想化基地局の組み合わせ

Smartにおいては、2023年1月よりフィリピンのラボにおいて「OREX Packages」による実証実験を実施。フィリピンで初めて、RANインテリジェントコントローラー(RIC)の実証実験に成功した。これを受けて、2024年にフィールドトライアルを実施することに合意した。

StarHubにおいては、オープンRANを用いた新事業の展開に向けたステップとして、オープンRANの初期検証を実施。その後、フィールドトライアルを実施する。

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