岩崎通信機の子会社である岩通ネットワークソリューションは2024年1月22日、Baicells Japanが開発・提供するsXGPシステムと、岩崎通信機が開発・提供するビジネスホン「Frespec」を連携させたスマートフォン連携システム「Frespec with sXGP」を提供開始すると発表した。
システム構成例
同システムは、VoLTE方式のsXGPとPBXを連携させたモバイルシステムで、各種業務アプリを搭載することで、オフィスをはじめ工場や病院、介護施設、商業施設などでDX化を実現することができる。
また、内線スマホは、保留転送や代理応答などPBXの主な機能を専用アプリなしで利用可能であるほか、SMSにも対応する。
RRU(リモート無線周波数ユニット)同士が同じ信号を発射し、1つの大きなセルを構成する設計、構築が可能であり、BBU(Base Band Unit)1台でRRU最大16台、スマートフォン同時接続256台を実現する(同時通話64台)。
帯域幅5MHz、上り5.8Mbps/下り19Mbpsのデータ通信も可能で、2月には帯域幅10MHz、上り14Mbps/下り37Mbps仕様へのバージョンアップを予定している。