JPIXが「WiMAX+5G」の卸提供を開始、MVNEとしてMVNOをサポート

JPIXは2023年12月18日、MVNE事業者として新たに「WiMAX+5G卸サービス」を開始した。

MVNE(Mobile Virtual Network Enabler)とは、MVNO事業者に対してMVNO事業の構築を支援する事業者のこと。本サービスでは、5G SA(Stand Alone)に対応したUQコミュニケーションズの「WiMAX +5G」を卸提供する。MVNO事業者は本サービスにおいて、JPIXが提供する物流システムや注文管理システムなど MVNO事業に必要不可欠な機能を利用することができる。

本サービスの概要

WiMAX+5G卸サービスの概要

JPIXは、ISP事業者に対してインターネットサービス提供に必要となるネットワーク設備やシステム等を提供するVNE(Virtual Network Enabler)事業者として、2013年よりv6プラスサービスを提供してきている。WiMAX+5G卸サービスにおいては、このイネイブラーとしてのノウハウを活用するという。

本サービスでは、端末の在庫管理やエンドユーザー向け配送などのMVNO事業に必須な物流機能をJPIXから提供。また、JPIXの注文管理システムはUQ社の注文システムとオンラインで接続しており、物流機能とも連携しているため、MVNO事業者が新たな注文管理システムを準備する必要はない。加えて、サポート窓口もv6プラスなど複数サービスと一元化。端末発送は、最短で当日中の対応が可能という。

提供端末

提供端末

端末は、モバイルルーター「Speed WiFi 5G X12」とホームルーター「Speed WiFi HOME 5G L13」の2機種を提供する。

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