PacketLightの200Gマックスポンダが4K映像伝送用の12G-SDIに対応

DWDMなどの光伝送システムを提供するPacketLight Networks(イスラエル)は2023年11月1日、同社の200G装置が4K映像伝送用のネイティブ12G-SDIサービスに対応したことを発表した。

本発表の対象となる装置は、PL-2000M 200G 1波長マックスポンダ(以下、PL-2000M)とPL-2000ADS 2x100G ADM/マックスポンダ(以下、PL-2000ADS)。データセンター相互接続、メトロおよび長距離光ファイバーネットワーク上で、データ、ストレージ、音声および映像サービスを混在して伝送することができる。

PL-2000M 200G 1波長マックスポンダ

PL-2000M 200G 1波長マックスポンダ

12G-SDIは、これらの装置がサポートする最新のサービスとなる。10/40/100GbE(ギガビットイーサネット)や8/16/32G Fibre Channelサービスの伝送もサポートしている。

PL-2000MおよびPL-2000ADSは、ダークファイバーネットワークやDWDM/OTNインフラを介し、単一の200G DWDM波長、または2x100G OTNアップリンクで転送される12x12G-SDIクライアントサービスのアグリゲーションおよびトランスポートをサポートする。これにより、ファイバーリソースを節約し、リモート放送ロケーション、プレイアウトセンター、スタジオ、災害復旧、ポストプロダクションサイト間のコスト効率の高い4K映像トランスポートネットワークの構築が容易になるという。

12G-SDIサービスは圧縮なしで透過的に配信され、劣化のない完全な品質と低遅延を保証する。また、サイト間で伝送されるすべての4K映像・チャンネルにAES-256暗号化を適用し、高度なセキュリティを提供することができる。

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