MIは2023年9月20日、トンネル・洞道現場の設置負担をなくし、置くだけで音声通話・データ通信ができる設備「AirREAL-sXGP」を10月1日より販売開始すると発表した。
トンネル内の音声通話
トンネルや洞道など、通信キャリアの電波が届かない場所でのインフラ設備導入が課題となっている。本設備を導入することにより、カメラ監視、音声通話などが可能となり、安全な工事・作業をすることを目的としている。
トンネル内のデータ通信
AirREAL-sXGPの特徴は以下の通り。
・市販スマホで音声通話が可能
・設定不要。置くだけで音声通話やデータ通信が可能
・Wi-Fiの20倍。800mの電波範囲
・離れた場所と拠点間通話、データ通信が可能
・アクセスポイント増設時は有線不要
トンネルや洞道以外にも、工場や災害時の緊急通話としての利用も可能だという。