ワイヤレスジャパン×WTP 2023「世界最軽量」の衛星通信装置を展示 エーティコミュニケーションズ

米スペースXが衛星通信サービス「Starlink」を日本でも提供開始するなど、2022年後半にかけて衛星通信へ熱い視線が向けられている。エーティコミュニケーションズブースでは、「軽量」「簡単操作」などが特徴の衛星通信機器「SATCUBE(サットキューブ)」の展示を行っている。

エーティコミュニケーションズ製の衛星通信サービス「SATCUBE」の大きな特徴は、「世界最軽量」のコンパクトボディだ。パソコンほどの大きさで、重さは約8キログラム。バッテリーや通信衛星に必要な機能などを内蔵する。

シンプルな操作性も売りだ。専門知識がない人でも、最短「1分以内」で衛星を補足できるという。

世界最軽量のコンパクトボディ

世界最軽量のコンパクトボディ

「電波が使えない災害現場などでの使用が考えられる。放送局の映像伝送用途としても使われている」と、エーティコミュニケーションズ 衛星通信システム営業部の土居豊氏はユースケースを語った。

ハイエース型SNG車両も展示

同社ブースでひと際目を引くのが、ハイエース型の通信衛星車両だ。放送局のSNG中継車や通信事業者の移動基地局車として使われているという。

ハイエース型SNG車両

キッセイ薬品工業の情報システム部門から分離独立したシステムインテグレーターのキッセイコムテックは、Wi-Fiアクセスポイントを搭載したネットワーク車として使用しているとのこと。

キッセイコムテック ネットワーク車 三菱アウトランダーPHEV

キッセイコムテック ネットワーク車 三菱アウトランダーPHEV

車種の選定や衛星通信装置の施工、メンテナンスなどは同社が担当するという。

SATCUBE専用のスーツケースやバックパックも展示している。「軽量」「簡単操作」のSATCUBEを、ぜひその目でご覧いただきたい。

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