ドコモ、プロ野球ヤクルトの春期キャンプを「キャリー5G」活用しマルチアングル映像配信

NTTドコモとプロ野球・東京ヤクルトスワローズ、沖縄県浦添市は2月1日、ドコモの「キャリー5G」を活用し、ヤクルトの春季キャンプの模様をマルチアングル映像配信する実証実験を行うと発表した。

キャリー5Gは、ドコモが提供する可搬型の5G基地局(参考記事:ドコモがローカル5G構築を支援、エリア設計から機器調達・免許申請までお任せ)。この実証実験では、キャンプ地のANA BASEBALL PARK浦添内のメインスタジアム、室内練習場などに設置した計4台のカメラで撮影したライブ映像をキャリー5Gを使用して配信する。視聴者は、ウェブブラウザで好みの映像を選んで視聴することができる。

実証実験の構成図

実証実験の構成図

ドコモによれば、従来のスタジアム向けソリューションではスタジアム備え付けの設備で配信を行っていたが、キャリー5Gを使用することによって備え付け設備を持たないスタジアムでも大容量のマルチアングル映像配信が可能となり、期間限定のイベントなどのスポット配信も容易に実現できるという。

配信スケジュールは2023年2月7日、9日、10日のそれぞれ午前10時から午後3時までを予定。ファンクラブサイト「Swallows CREW」の会員マイページまたは浦添市ホームページのバナーから視聴できる。

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