日本IBMが企業向けソーシャルソフトの新版 ~新アイデアの実現を支援する機能など追加

日本IBMは2011年4月6日、企業向けのソーシャルソフトウェア「IBM Connections 3.0.1」を発表、同日から出荷を開始した。これまで「IBM Lotus Connections」として提供されてきたが、今回から名称が変更されている。

IBM Connections 3.0.1では、プロフィールやコミュニティー、Wikiなどの従来機能に加えて、新たに「アイデア・ブログ」と「モデレーション」の機能を追加し、コラボレーション環境をさらに強化したという。

アイデア・ブログとは、新しいアイデアを募集するとともに、その迅速な実現を支援するための機能だ。投稿されたアイデアに対して、他のメンバーがコメントしたり賛同の意を投票することが可能。人気の高いアイデアについては、そのアイデアの実現のためのアクティビティ(作業項目)を作成し、作業の進捗管理も行うことができる。

また、モデレーション機能は、セキュリティポリシーに反したファイル共有や誹謗中傷などを防止するもの。各コミュニティーの管理者が、コンテンツの承認・削除を事前または事後に判断することができる。これにより、コミュニティー内での質の高いディスカッションをサポートできるという。

IBM Connections 3.0.1の画面イメージ

IBM Connections 3.0.1の画面イメージ

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