KDDI、ソフトバンクモバイル、クレディセゾン、オリエントコーポレーション、大日本印刷、凸版印刷、T-Engineフォーラムの7社は、日本および韓国で利用可能なモバイルNFC対応サービスの共同実証実験を2011年2月より順次開始すると発表した。NFCは国際標準の近接無線通信方式で、いわゆる「おサイフケータイ」の世界標準に今後なる規格として最近注目が高まっている。
今回の実験は、KDDI、ソフトバンクモバイル、韓国のSKテレコムが昨年7月7日に締結した覚書にもとづくもので、電子マネーサービスとスマートポスターサービスについて、日韓両国での相互利用について関係者内で実証実験を行う。
電子マネーサービスの実証実験で用いられる決済方式は、MasterCard PayPassとSKテレコムが提供するT-Cashの2つ。また、スマートポスターは、NFCタグが埋め込まれたポスターなどに携帯電話をかざすと情報を取得できるサービスである。