東芝、ローカル5G共創センターを府中事業所に開設

東芝は2022年8月5日、ローカル5G共創センター「Creative Circuit L5G」を東京・府中事業所内に開設した。ローカル5Gを利用するアプリケーションの実証試験などを行うためのラボで、社外にも開放する。

ラボには、Sub6帯のローカル5G SAシステムと5G端末を用意。工場内やインフラ施設でのローカル5G活用をイメージしたアプリケーションを体感することもできる。

ラボ内のローカル5Gシステムを活用した試験のイメージ

ラボ内のローカル5Gシステムを活用した試験のイメージ

東芝は、2019年からミリ波帯のローカル5G NSAシステムの運用を府中事業所で開始し、ものづくり高度化によるスマートファクトリーの実現を目的にトライアルを続けてきた。

今回のラボ開設により、ロボットやAGV等のスマートファクトリー向け低遅延制御ソリューションや、スマートグラスの遠隔作業支援や360°の大容量映像等のインフラ向け自動化省力化ソリューションなど、ローカル5Gを活用した新サービスの創造・共創へと取り組みを拡大するとしている。

ラボでは、スマートグラス、高精細映像伝送、DAS(Distributed Antenna System)、5GとWi-Fi違いなどが体験できる

ラボでは、スマートグラス、高精細映像伝送、DAS(Distributed Antenna System)、
5GとWi-Fi違いなどが体験できる

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