ケイ・オプティコムがクラウド事業に参入――第1弾「医療クラウド」を2月から提供

ケイ・オプティコムは2011年1月19日、クラウド事業の第1弾として2月1日から「医療クラウド」を開始すると発表した。

医療クラウドは、医療に特化したクラウド基盤をシステム事業者向けに提供するSaaSクラウド基盤サービス。主な特徴は、(1)システム事業者側でクラウド基盤を構築する必要がなく、クラウドサービス提供に係る負担を軽減可能、(2)高信頼データセンターにおける医療専用サーバーの活用による万全のセキュリティ、(3)24時間365日の保守対応の3つだ。同社は医療クラウドにより、医療分野において「低コスト」「容易なメンテナンス」「万全のセキュリティ」を兼ね備えるクラウドサービスの充実を促し、医療機関におけるICT普及の貢献を目指す。

「医療クラウド」の概要

すでに、メディカルアイが導入を決めており、同社が提供するクリニック向け支援サービス「診療会議」で医療クラウドを活用し、2月からクリニック向けのサービスを開始する。まずは、電子カルテ、レセプトチェック、投薬管理ツールから提供される予定だ。

なお、ケイ・オプティコムでは今後、多種多様な分野におけるシステム事業者などに対してクラウド基盤を提供する「IaaS」型のクラウドサービスの展開を進めていく。

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