KDDIが自宅テレビで使える「かんたんテレビ電話」、自治体や地域専門家との相談サービスも

KDDIは2022年2月28日から、ケーブルテレビ事業者向けに、自宅のテレビでビデオ通話が可能なプラットフォーム「かんたんテレビ電話」の提供を開始した。

本サービスは、KDDIが全国のケーブルテレビ事業者各社に提供しているケーブルテレビ用セットトップボックス「ケーブルプラスSTB-2」上で提供するもので、利用者が慣れ親しんだリモコン操作で使える。「かんたんテレビ電話」同士はもちろん、専用アプリをインストールしたスマートフォンも含めて最大7名まで通話が可能だ。

かんたんテレビ電話の標準機能
かんたんテレビ電話の標準機能(サービスページより)

サービス提供開始時点では、TOKAIケーブルネットワーク、いちはらコミュニティー・ネットワーク・テレビ、東京ケーブルネットワークの3社が提携している。

KDDIは、ビデオ通話機能を活用して、ケーブルテレビ事業者各社による地域に根差したオンラインサービスが提供可能としている。利用者が離れた家族や友人等と通話するほか、自治体の相談窓口や、地元の店舗・専門家への相談サービスなど、地域性やニーズに寄り添ったインタラクティブなオンラインサービスにも利用できる。

また、ケーブルテレビ事業者がカメラの取り付けや初期設定、使い方のレクチャーなど自宅訪問による支援を行うことも可能だ。50代から80代を対象に行った事前調査では、全員が問題なく利用開始でき、「ケーブルテレビ局担当者の事前説明がしっかりしていて操作に迷わなかった」という声が挙がったという。

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