ソフトバンクなど3社、5G基地局用“見えない”看板アンテナの開発に成功

BUSINESS NETWORK編集部

2020.09.10

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ソフトバンク、三協立山、日本アンテナの3社は2020年9月10日、5G基地局用の“見えない”看板アンテナを共同開発したと発表した。現在、3社共同で特許出願中だ。

”見えない”看板アンテナのイメージ

“見えない”看板アンテナは、アンテナモジュールを看板に内蔵することで実現している。また、看板は広告としての機能を優先させるため、設置場所や設置方向で制約を受けるのに対し、このアンテナは5G基地局用として、電波の放射方向を柔軟かつ容易に設定できるという。

設置場所はコンビニエンスストアなどの商業施設や駅、駐車場などを想定しているが、通常の看板と同程度の工数で設置可能なため、低コストでスピーディーな基地局展開が期待できるとしている。

今後、3社は多数の基地局の設置が必要となる5Gネットワーク整備に向けて、“見えない”看板アンテナの導入を推進していくという。

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発表資料（ソフトバンク）

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