全国の医療機関向けにAI問診システム「AI問診Ubie」を提供するUbie、NTT東日本、NTT西日本は2020年6月10日、AI問診Ubieに、NTT東西のVPNサービスを利用した閉域VPNプランを追加したと発表した。
AI問診Ubieの利用イメージ
AI問診Ubieは医療機関での受付時に行われる問診をデジタル化するとともに、約5万件の論文データベースを基に開発されたAIが参考病名を表示し、電子カルテ記入を補助するシステム。パブリッククラウドから提供しており、医療現場の働き方改革、生産性向上を実現するシステムとして200を超える医療機関で利用されているという。
2020年5月11日より、新型コロナウイルスの院内感染対策をサポートする「COVID-19トリアージ」支援システムを拡張。スマートフォンやPCを用いた自宅での事前問診にも対応した。
従来はインターネット経由で接続していたが、今回、NTT東西のIPv6閉域網サービス「フレッツ・VPN プライオ」を利用した「閉域VPNプラン」を追加した。これにより、インターネットを介さず高いレベルでのセキュリティを保ち、かつ低遅延で安定したサービス提供が可能になるとしている。
