企業ネットワーク最前線

SPECIAL TOPIC

通信ネットワークに迫る人手不足の危機
遠隔常時監視と予防保全で乗り越えろ!

提供◎エイチ・シー・ネットワークス株式会社 2019.11.22

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様々な産業で通信の重要性が増すなか、それを支えるネットワークに危機が迫っている。基盤となる光ファイバ網の保守メンテナンス現場が深刻な技術者不足に陥っているのだ。求められるのは、徹底的な省人化と作業の標準化。日立金属は“現場の声”を元に新方式の監視システムを開発し、保守業務を抜本的に変革しようとしている。

 
日本の重要課題である“人手不足”。その影響が顕著に出てきているのが、社会インフラの保守・保全の分野だ。豊富な経験と高度なスキルを備えた技術者が高齢化し、作業の担い手が不足。しかも、その貴重な経験・スキルが失われていくケースも少なくない。

この問題は、道路や橋梁等の構造物、水道やエネルギーなどあらゆる領域に及んでいるが、通信ネットワークも例外ではない。日本中に張り巡らされた光ファイバ網は、我々の日常生活と経済活動を支えるとともに、災害発生時には、情報伝達や救助・支援活動を支える命綱の役割を果たす。その通信インフラも早晩、保守メンテナンス技術者の不足に悩まされることは確実だ。

解決策は作業の省人化と、属人化の解消だ。これを圧倒的なレベルで実現しなければならない。それには、保守メンテナンス作業のあり方を抜本的に見直す必要がある。

回線の健全性を遠隔・常時監視 光ファイバ保守が「誰でもできる」

通信事業者をはじめ自営ネットワークを運用する事業者がこの改革を成し遂げることを支援するため、チャレンジを続けている企業がある。光ファイバ回線の遠隔常時監視システム「Primestar VCI」を開発する日立金属だ。
日立金属 機能部材事業本部 電線統括部 鉄道・車両部門 主管の鈴木雄司氏(中央)、電線統括部 電線営業部 鉄道インフラグループ 担当課長の小島洋介氏(右)、エイチ・シー・ネットワークス 営業本部 第二営業部 部長の不破大介氏(左)
日立金属 機能部材事業本部 電線統括部 鉄道・車両部門 主管の鈴木雄司氏(中央)、電線統括部 電線営業部 鉄道インフラグループ 担当課長の小島洋介氏(右)、エイチ・シー・ネットワークス 営業本部 第二営業部 部長の不破大介氏(左)


システム名にあるVCIは、「Visual Connection Identifier」の略。その名の通り、コネクティビティを可視化し、通信の健全性を容易に識別できるようにするものだ。ポイントは、“遠隔から常時”監視できること。これにより、作業現場の課題を解消する。

 

図表1 Primestar VCIの3つの特長
図表1 PrimeStar VCIの3つの特長


通常、光ファイバのメンテナンスは、技術者を現場に派遣して行う。通信障害が発生した場合は、パッチパネルからファイバを抜き、検査機器で疎通を確認。これを1本ずつ行って問題のあるファイバを特定し、さらに故障箇所を絞り込む。人手と時間のかかる作業だ。

また、検査時はファイバを折り曲げてチェックするため、ダメージを与えてしまう恐れもある。

Primestar VCIは、この現状をガラリと変える。日立金属 電線営業部 鉄道インフラグループ 担当課長の小島洋介氏は、「現場作業員の方々の声を拾って作り込んだ」と話す。

回線の状態を監視ユニットが常時モニタリングして健全性を測定。作業員が常駐する拠点のモニターに、光パワーの変動をリアルタイムに表示するため、検査に人を派遣する必要がない。しかも、熟練技術者でなくとも「誰でも異常が把握できる」(同氏)
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