ビー・ビー・バックボーンがsXGPポータブルキットを販売開始

ソフトバンクの子会社であるビー・ビー・バックボーン(以下、BBバックボーン)は2021年7月5日、sXGPポータルキットの販売を開始すると発表した。

製品イメージ

BBバックボーンは、これまでもsXGP方式に対応する製品やサービスを提供してきたが、同キットは、sXGP対応のアクセスポイントやコア装置、スマートフォン、SIMなどを1つにまとめることで、sXGP方式によるプライベートネットワークでの音声通話やデータ通信を手軽に利用することができる。サイズは400×240×420mm、重量約4.0kg(各機器の収納時)。オプションとして、IoTゲートウェイも用意する。

基本構成

同キットは、データ通信に必要な設定などをすることなく、ケーブルに接続して電源を入れるだけで、すぐにプライベートネットワークを利用可能だ。また、専用の可搬用ケースに収納することで容易に持ち運べ、免許不要局のメリットを最大限に生かして利用することができる。このため、イベント会場や建設現場など一時的にプライベートネットワーク環境を構築する場面での利用にも適する。

このほか、1.9GHz帯の特性を生かすことで、様々な障害物がある製造現場や倉庫、建築・工事現場などでの無線通信の導入、自治体などでのミッションクリティカルな場面を想定した独自の無線通信環境の構築などにも活用できるという。

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